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のんびり趣味とか思う事書きます。たまに短編とか書きます。

お礼と後書き

白いアネモネ読んでくださった方、

ありがとうございました。

 

思いが突っ走ったような

書きなぐりの駄文かも知れませんが、

何か思ったり、考えて下さったら幸いです。

 

特筆するような後書きもないので、

タイトル詐欺になってしまってますが、

これからもたまに日記や、

短編等書こうかなと思っていますので、

もし良ければ暇つぶしにでも覗いて下さい。

 

何卒宜しく御願い申し上げます。

 

 

白井

白いアネモネ

あなたの夢は何ですか?

挫折した事はありますか?

 

僕は夢を追いかけ、

挫折して人生に妥協していた者です。

小さい頃は正義の味方か、

研究者になりたかった。

しかし、思うより理想と現実はかけ離れていて、いつの間にか夢は変わっていた。

 

進路を考える頃には、海猿になりたかった。

正義のヒーローで、安定した収入もある。

夢半ば、そこで僕は初めての挫折をした。

 

事実は小説より奇なり

と言う言葉があるが、

僕から言わせてもらうと、

現実は小説より苦なり

と言った感じだ。

 

受験に失敗し、夢を諦めて

家業に関連ある建築の学校に進学し、

大手メーカーに就職。

転属先で可愛い彼女も出来た。

順風満帆だったし、人生逆転出来た。

とあの頃は思っていた。

 

しかし、「現実は苦なり」だった。

毎日サービス残業、休日出勤も多々。

彼女とはすれ違い、顔を合わせれば、

小さなことで喧嘩した。

心身共に限界だった。

 

そんな矢先、彼女が病気になった。

 

先は長くない。そう診断されたと、

彼女の両親に伝えられた。

涙が止まらなかった。

何で彼女なんだ、と言う気持ちよりも

何故僕にだけ神様はこんなに意地悪なんだ。

と悲劇のヒーロー気分になった。

そのくらい心は崩壊していた。

 

健気に振る舞う彼女の御見舞に行き、

帰っては声を出して泣く生活が続いた。

 

会社では、営業中にサボって面会に行き、

期待された業績を落としていく

僕は嫌われ者だった。

ついには、1年目にして窓際族の仲間入りをしてしまっていた。

 

支店長には話そうと、勇気を出して話したものの、まともに取り合ってもらえなかった。

 

そして僕は会社をやめた。

毎日面会に行って、少しでも一緒に居る時間をつくって、少しでも多く笑っていて欲しい。

ただそれだけが僕の生きる糧だった。

 

程なくして彼女は死んだ。

一生分の涙を流したと思う。

両親だって辛いだろうに、僕を思って気にかけてくれたのが有難かったが、情けなかった。

 

思い出の街には居られなくなり、

僕は実家に戻った。

知り合いの工務店で図面引きをしている。

 

これが僕の人生最大の挫折だった。

しかし、いまも腐っているという訳ではない。

 

夢と挫折と言うお題であるし、

いまの僕の夢にも少し語らせてもらいたいと思う。

 

彼女が生前書いた手紙にこう書いてあった。

 

私が死んだら、自分の幸せを考えて生きてね

忘れられちゃうのは嫌だから、天国から見えるような面白い事を絶対してね

 

サプライズ好きな僕に向けた言葉のあやだったのかもしれない、しかし、紛れもない最後のメッセージだった。

 

僕は今年度で会社を退職し、

小さい企画会社を始めるつもりだ。

 

理由はふたつある。

町おこしや観光誘致に貢献したいというのが

ひとつめの理由。

 

もうひとつは、

何年後になるか分からないが、

音楽フェス等の開催など大きな事が出来るかも知れないし、そんな事ができたら、空から彼女も見つけやすそうだと思ったのが理由だ。

 

いまの夢は、世界一楽しそうな企画をやって、

天国の彼女に笑顔になってもらうこと。

確認しようがないから叶わない夢、

白昼夢なのかも知れない。

 

人は夢を見るから儚く脆い。

しかし歩みを止めると夢は妄想に変わる。

夢を見ていますか?足を止めていませんか?

 

 

P.S.

来年始める会社名には、彼女が好きだった花の名前を入れようと思う。

白いアネモネ花言葉は「希望」

 

Netflix火花お題「夢と挫折」

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